Arahabaki’s diary

未来や宇宙についての研究家です。

競争から協創へ

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立春が過ぎたら、何だか私にもいろんな新しいイメージが内から湧いてくるような、そんな気持ちになりました。ただ、いろいろ複雑なものが多くて、うまくまとめきれません。はっきりしてきたら、あとでブログに書くかも。

それで今日書くのは前に考えていたテーマです。最近、企業の宣伝などで「協創」とか「共創」という言葉を聞くようになりました。たぶん、協力して創造するとか、共に想像するということでしょう。

これまでは競争社会でしたから、あたらしく協創を目指すのは、いいことなんじゃないでしょうか。日立とかが協創をテーマにコンセプト動画を出しています。


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まだ世の中は競争社会。でも競争とか闘争は、お金や資源とかが欠乏しているときは正当化できますけど、たくさんお金も資源もあるのに戦うのは単なる強欲で、そんなに正当化できないと私なんかは考えています(だからといって社会主義全体主義みたいなものを肯定しているのではありません)。

つまり、資源やお金が足りなくて、他から奪わないと仲間を助けられないとか、繁栄できないときに、しかたなく競争して相手を打ち負かして勝つ。それで仲間を養う。これは正当化できると思うのです。分け合っても足りないから、どうしても競争で勝たないと貧しくなるからです。

ところが、今起きている競争は全く違います。お金も資源も全体としては十分にあり、日本も世界も豊かで技術は発達しているのに、まだ戦っている。その結果、一部の人に莫大な富が集積され、他の人は欠乏している。こうして作られていく欠乏のために再び競争が起きている。

まるで正当化できません。こんな争いはやめて、とっとと皆に分配すればいいだけのことですから。無意味な競争になっています。

競争のための競争は、何も生みません。変な規格を作って互いの邪魔をして、相手を潰そうとしたり、ライバル店の近くに新しい店舗を作って相手の利益が減るようにしたり、邪魔ばかりして発展しません。そうやって、みんな物凄く働いているのに、世の中は発展せず、みんな貧しくなってボロボロになる、失われた30年を過ごして来たのではないでしょうか。

もう、いいかげんにするべきでは。もっと歩み寄って協創していけば、豊かな未来が作れるはず。


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