以下は戦争映画「戦争のはらわた」の戦闘シーン。
この映画は、戦争の「クソ」さを余すところなく描いた名作です。
こうした映画を見るまでもなく、戦争など、つくづく人がやるものでは無いな、と思う訳です(ゲームとかサバゲでやる分には全然良いですが)。
要するに、近代戦に於ける戦場は、人間が戦うには過酷過ぎるのです。
人が戦場で戦うのは、15世紀頃には、既に厳しい状況になっていました。
重装騎兵がロングボウに敗れた「アジャンクールの戦い」が象徴的です。人が尊厳を保って実戦で戦えたのは、人間が一騎打ちで戦う余地があった頃までだと思うのです。
その戦闘が殺戮戦となり、残虐な様相を呈してから、指揮官は自分が絶対やらないような事まで兵士に命じるようになり、戦争の無責任さが増しました(機銃や砲兵弾幕に向かって突撃するなど)。
それは戦争の腐敗であり、人間の腐敗でもある。
だから、戦争の全てを無人化し、人間が一切関わらない様にする必要があると考えます。
戦争は非人間的な事象であるが故に、人間が根本的に一切関与しないような構造として設計するのが当然なのです。
ですから、あらゆる兵器体系を最速で無人化すべきです。AIとロボティクスが使える時代に人が戦う必要は一つもない。
要するに、これからの戦争で人が戦うのは、余りにも愚かだ。
そして米軍が検討中の軍事用のロボット犬。これは歩兵としても使えそうです。