無人化テクノロジーがどんどん進んでいます。例えば無人決済の店舗。
人によっては、こうした無人化には反対の人も居ますね。世の中の利便性が失われるとか、人間味が無くなるとか心配している人も多いです。しかし、今後は否応なく自動化が進み、ロボットが働きやすい社会をどう作るかが課題になると思います。
人が嫌々働く事の無い社会。
それは決して悪い進歩ではない筈です。でも、ロボットが働いて仕事が無くなったら失業して生活できなくなるのでは?
そう考えて憂慮する人も多いですよね。
でも、でも本当にそうなんでしょうか?
例えば古代ギリシアやローマなどで市民権を持つ人たちは、基本的に労働していませんでした。働くのは捕虜として属州から連れて来た人たちだったからです。要するに働くのは市民権を持たない身分の低い人だけで、それ以外の人は、無理に働いていなかった(まあ、今でもそうだとは言えますが・・)。それでギリシアやローマ市民たちは自由な時間があったので、学問や芸術を発展させることが出来たのです。
だったら、身分の低い人たちの代わりに、ロボットを働かせれば良くない?
そうなんです。それで良いんですよ。引き寄せたい未来の一つです。