Arahabaki’s diary

未来や宇宙についての研究家です。

ニューロダイバーシティを生かし

ご訪問下さりありがとうございます。いつも☆を下さる方、記事をお読み下さる方、とても感謝しております。

今日は少し風があって、気温も低く感じました。

それで家でゆっくりしていたんですけど、ネットを見てて「ニューロダイバシティ」という言葉が目に入って印象に残りました。ちょっと世の中に新しい風が吹いてきた感じがします。

この言葉自体は昔からあるらしくて、私が気にしてなかっただけみたい。ちゃんと解説して下さってる動画もありました。


www.youtube.com

ようは、軽い発達障害なんかは、障害ではなく個性の違いのように受け入れ合いましょうということ(?)みたいです。

www.huffingtonpost.jp

ただ、これは色んな意見を持った方たちの議論があって、軽々しく扱えないテーマではあるんですけど(政治的な立場によっても対立があります)。

でも、私なんかは、みんな違って当たり前と思っているから、いい考えだと思います(そもそも人は工業製品ではないので、それぞれ違うはず)。

ところが日本って、人のとらえ方が均一化してますからね。

特に、江戸時代とか人が土地に縛られていたころは、村の規範に合わない人は村八分にされました。それで、平均の幅が狭い人たちが生きのこって暮らす、息苦しい感じの世の中になったようなんですね。

これについて脳科学者の中野信子さんが、「『鎖国』によって日本人の遺伝子は変わった!?」という対談で次のように述べています。

中野 そうなんです。そして、そもそもなぜ、セロトニントランスポーターが少ない人が日本にこんなにも濃縮されてしまったのかを考えてみると、おもしろいんですよ。日本では、セロトニントランスポーターが少ないタイプの遺伝子の割合は約8割。アメリカは4割ですから、約2倍です。こんなにも差がつくには、400年くらいの年月がかかるんですね。すると400年前、江戸時代の日本には何が起こっていたのでしょうか。

林 鎖国……ですか?

中野 正解です。ただでさえ島国なのに、鎖国した。人間の流動性が低いですから、長期的な人間関係が続く。藩や村という、自分がいるコミュニティ内でどう生き延びるかがすごく重要だったんです。「生き延びる」というのは、「自分自身がどう生きるか」もそうですし、「遺伝子をどう残すか」という問題でもある。村八分に遭うと、遺伝子を残せませんからね。社会的な配慮ができる、できないが、そのまま遺伝子を残せる、残せないにつながってくる。必然的に、楽観的でリスクをどんどん取る傾向にあるセロトニントランスポーターが多いタイプの血が途絶えてきて、少ないタイプの血が増えていったんですね。

https://diamond.jp/articles/-/94036

それで更に、最近になってIT化が進展し、ビジネスに効率やスピードが求められるようになると、今度は、その働き方を標準にして、そこに適応した人と、そうでない人を区別し始めたと思うんですね。それが今みたいに「○○障害」とかいって、人間を細かく分類し始めた主な理由だと私は見ています(特に酷いのは今の学校で、少しでもみんなと行動がズレると「発達障害」にされたりするそうです)。

こういう現象になるのは、社会を効率的に動かすというのが主になっていて、人間を社会を構成する部品(従属する物)のようにしか見ていないからだと私は思うんですね。人間中心の社会になってないんです。

ところが、その状況を変えるかも知れないものが生み出されてきました。それがAIとロボットです。

AIやロボットが発達すれば、わざわざ人間が社会に合わせなくても、AIやロボットの方が、その能力を使って人間の不足を補えますからね。人間自身の能力を均一化しなくても、AIロボが効率的に動きます。

だから、将来を考えると、いろんな人のニューロダイバシティを尊重しても、問題なく効率的に動く社会ができるようになるはず。

人間中心の社会にできるんです。

このブログではネオ縄文とか言ってますけど、縄文時代まで遡れば、発達障害なんて確実に個性と考えられていた筈です。引きこもりの人とか、繊細で感覚が敏感な人とか居ますけど、森の中に潜んで狩りをしたりするときなんか、たぶん超スペシャルで役に立つ超能力を持つ人達だったに違いありません。そして、そういう素質だって、たとえばメタバースで人が働くようになったりすると、別な形で生かせるようになるのかも知れません。

下に紹介したものは、スピリチュアリストのMOMOYOさんが今日upしていた動画です。なんだか、日本では人を目覚めさせないようにする力が働いているかも、とか仰ってます。そういうのも、もしかすると日本がずっと低迷している原因なのかも知れません。


www.youtube.com

 

 


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